お知らせ

たべまろはん、はじめました!

2016.09.11

おこしやすぅ〜。「たべまろはん」にようこそ〜。

たべまろはん1

たべまろはん、はじめました!

 

まろーたちししょまろはんでは、この夏から新たな研究テーマに取り組むことにしたんやで!
それが、「本に出てくる京都のおいしいもの」のデータ。
通称「たべまろはん」!

たとえば「京都が出てくる本」を読んでて見つかるたくさんの「おいしいもの」。
それは、小説やマンガなどの中で登場人物が食べていたおいしそうなものだったり。
あるいは、作家さんが日記に書いてた名店のあのメニューだったり。
そういうのを集めてったら、きっと、とびっきりのおいしいものとエピソードが集まった、とっても楽しいリストとマップができるんやないやろか。
……そんな思いで始めたんや。

データは、お店の情報や本の情報、ししょまろはんの感想なんかでできてるねん。
・お店の名前や公式サイトのURL、位置情報など
・登場する本の書名などの情報と、「おいしいもの」がどういう風に登場してるか
・実際に食べたことがあるししょまろはんメンバーによる感想など(ししょまろはんの総意やのうて、食べた個人の感想やで)
そういう情報が集まったデータやで。

今、たべまろはんチームでは、メンバー一丸となってこの“研究”に取り組んでんねんで。
個人で研究することもあれば、みんなで一緒に“フィールドワーク”に行くこともあんねん。
ちなみに、食べたいものがあるメンバーは、登場する本を自分で探しとかなあかんというけっこうきびしいルールやねん。
出てくる本や登場シーンのコピーを持って行ってよりいっそう雰囲気を楽しむこともあるで。

記念すべき最初のフィールドワークは、寺町通のスマート珈琲店へ。
『聖なる怠け者の冒険』(森見登美彦)に出てくる「タマゴサンドウィッチ」
『おはようおかえり (2)』(鳥飼茜)に出てくる「ホットケーキ」
などの実食が目標。

たべまろはん2

たべまろ〜♪ しやわせ〜♪

ほかにもたくさんの本に出てきてたはずやって聞いてるし、見つけたらどんどんデータ更新してくで。
同じ店、同じメニューでも違う本に出てくることもあるやろうから、それも面白さのひとつになるかもなぁ。

たべまろはん3

そうそう、この日は、参加メンバーでだいじな会議も開いてん。
こうういう項目を入れとこか、これはいらないんちゃうか、こんな本に出てくるのはOKかなぁ、前に読んだ本にこういうのが出てきてたで、次はどこ行こか(とっても大事)、……
……っていうふうなことを、かんかんがくがくむしゃむしゃもぐもぐ、いっぱい話し合ってん。もぐもぐ。
そうやって、たべまろはんの基本ルールを決めていってん。
ホンマに、おいし…有意義な会になったわ。

この後も、何度かフィールドワークやってるで。

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甘いもんかて食べるし…

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みんな大好き、山村美紗ミステリーで殺人事件の合間に出てくるお店にも行くし…

変わったところでは、
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京都水族館内のカフェの期間限定メニュー、「アユの塩焼きドッグ」も食べ研究に行ったで。

それぞれ、どんな作品にどういう風に出てきたか、は、データで確認してな〜。
データはこちら↓
「本に出てくる京都のおいしいもののデータ」
http://linkdata.org/work/rdf1s4553i
ししょまろはんのデータはオープンデータ(CC-BY)やから、「ししょまろはん」のクレジットつけたら、自由に使うてもろてかまへんで。

それと、ぜひともまろーたちに研究対象(本に出てくる京都のおいしいもの)の存在を教えてほしいねん。
京都府内の実在するお店のメニュー・商品やったら甘いもんでも飲みもんでも何でもかまへんで。
載ってる本は小説でもマンガでもラノベでもかまへんで。
ししょまろはんでもいろいろ“調査”してるけど、なかなか探すのムズカシイねん。
ぜひ、「こんな本にこんなおいしいもの載ってたで〜」ってTwitterとかで教えてほしいな。
教えてもろた「おいしいもの」は、まろーたちが責任もってしっかり“研究”してくるからな。
あ、データの中の「感想」はししょまろはんの総意ではなく、食べた人“個人の感想”やからね。ここ、大事なことやから何度も言うで。
皆さんの思うのと違うな〜、思わはったら、皆さん自分で確認してきてな。

ほな、これからがんばって、データ充実させてくしな〜。
たべまろはん、よろしゅうな〜。