お知らせ
ししょーとまろーが小説に登場しました!
2024.11.16
SNS等ではすでにお知らせしていますが、
ししょまろはんのキャラクターであるししょーとまろーが小説に登場しました!!
その小説とは、第7回京都本大賞を受賞し累計28万部を突破した大人気シリーズの新作『京都府警あやかし課の事件簿 9 龍王と女神の純愛歌』(PHP学芸文庫、2024年10月10日刊行)。
https://www.php.co.jp/kyotoayakashi/
こちらに、ちゃんと京都府立図書館の自主学習グループ「ししょまろはん」 のイチョウの葉っぱとして、ししょーとまろーが登場します!
ししょーとまろー宛てにサイン本もいただきました!(手はうちのメンバーです)
とある日、「じゅうだいなお知らせがある」と集められたししょまろはんメンバー。
まろーから小説登場の報告を聞き、
「いや、まろー、マジですごい!」
「ホンマに重大なお知らせやん!」(おやつ食べるためだけの集合が多い)
「うっとこの図書館がっつり出てくる!」
「(中をパラパラと読んで)ししょーはん、さすが…!」
「小説に出てくる図書館キャラクターはいないんじゃない?初じゃない?」
と、大盛り上がり(その間まろーはドヤ顔)。
メンバー「なんでどうやって小説に出ることになったの?」
ししょー「(京都市)北区の春のデジタルスタンプラリーの景品で、小説に出る権利に当選しはったんやけど…」
まろー「知らんうちに勝手に応募してはってん」「まろー、アイドルやしな」
ちなみに、スタンプラリー自体はまろーも一緒に巡ったりしてました。
ししょーはんとまろーの活躍(?)ぶりや、京都府立図書館がどんな風に出てくるかは、ぜひ作品を読んでいただきたいところですが……ちょっとだけご紹介すると……。
ししょーはんはししょーはんらしく、さすがのレファレンス力を発揮。
普段のししょまろはんメンバーは、ししょーはんの耳打ちによってレファレンス解決することがあります(脳内に聞こえてきますが、声が小さいからなかなか聞こえない)。
ししょーはんが、作品中でサラッと答えたレファレンスは、実はレファ協(レファレンス協同データベース)登録事例でもあります(ヒトの司書が地道に探しました)。
https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000351625
また、まろーがこれまた実にまろーらしいです。
登場するシーンを読んだししょまろはんのメンバーが
「まろー、こんなこと言いそう!言うわ〜!」
って感想を言ってました。
それほどまろーの性格・特徴がしっかり小説で表現されていました。
図書館のことも、前身の集書院からの歴史にも触れられ、閲覧室の様子や自動化書庫、図書館の裏側での図書館員の仕事にも触れられています。
「京都府警あやかし課の事件簿」シリーズは、神仏や精霊、あやかしといった「人ならざる者」たちがたくさん登場するのですが、そこにししょーとまろーが、実に自然に溶け込んでます。
もちろんフィクションならではのストーリー展開もあり、楽しく読めます。
図書館に興味のある方、ししょーとまろーに興味のある方、もちろん「あやかし課」シリーズが気になる方も、ぜひぜひ読んでくださいませ。
作品の聖地巡礼としての図書館来館もお待ちしております(ししょーとまろーはなかなか見られませんが)。
毎月第3水曜日には、図書館の裏側を見学できる館内見学会も開催されていますよ。
京都府立図書館 https://www.library.pref.kyoto.jp/
館内見学会 https://www.library.pref.kyoto.jp/event/tour
そろそろ、図書館周辺のイチョウも色づいてくる頃です。
観光や芸術鑑賞の合間に、あやかし退治の合間に、図書館へもぜひどうぞ。
※書影ほか、本の一部の写真を掲載することなどについては、許可を得ています。