お知らせ
岡崎公園・動物園をおさんぽ〜まろーのおでかけ日記〜
2015.12.22
秋のはじめ頃に、ししょまろはんメンバーとお出かけしてん。行き先は、岡崎!
動物園もリニューアルしたし、身近だけど実はよく知らない岡崎を歩いてん。
そんで、「京都が出てくる本」でおなじみのししょまろはんメンバーに、「岡崎が出てくる本」もいくつか教えてもろうたし、それも合わせて紹介するな。
まろーたち「ししょまろはん」がいる京都・岡崎地域は、平安神宮があって、美術館や図書館に動物園、いろんなイベントが行われる「みやこめっせ」や1月にリニューアルオープンする「ロームシアター京都」もある、おっきな芸術・文化ゾーンなんやで。
平安神宮前の道路は、公園と一緒に整備されて「岡崎プロムナード」って呼ばれるようになったんや。
今年(2015年)には「京都岡崎の文化的景観」として国の「重要文化的景観」にも選定されてん。
ほんで、図書館の横の公園には、市電を利用した観光案内所もできてんで。
そんな岡崎地域を歩いてきたレポートやで。
まずは、岡崎のシンボル、平安神宮の大鳥居!
平安神宮が出てくる作品はいろいろあるけど、マンガをひとつご紹介。
『京都ゆうても端のほう(3)』(二星天)
この作品に、岡崎が出てくるんやって。
夜な夜な絵巻物から抜け出てくる鵺(ぬえ)を退治するお話が載ってるんやで。鵺っていうのは、頭が猿で、手足は虎、体は狸、尻尾は蛇で、鳴き声はトラツグミに似てんのやって。……ひとり動物園やな。岡崎には、鵺塚っていうのがあんねん。
へへへ〜、扉絵とおんなじような写真撮れたで〜。
お次は京都国立近代美術館が出てくる本!
『マルセル』(高樹のぶ子)
と
『異邦人(いりびと)』(原田マハ)
の2冊!
『異邦人(いりびと)』は「第3回京都本大賞」の最終候補作やってんで。
それから、その隣の京都府立図書館が出てくる本は、これ!
『初恋料理教室』(藤野恵美)
出会いのきっかけはレファレンス!
主人公の男の人が、図書館でステキな司書さんに出会うんやって。
ほんまにそんなことあんのやろうか……。
はっきり図書館の名前が出てくるわけじゃないけど、絶対そうや、って読んだメンバーが言うてたよ。
そして、いよいよ動物園!じゃーん!
京都市動物園は全国で2番めに古い動物園なんやで。
何年もかけて整備してはって、今年リニューアルが終わってグランドオープンしたんやで。
ししょまろはんメンバーが気になるのはやっぱり図書館カフェ!
動物や動物園に関するいろんなテーマで本が集められてたよ。それに、近くには動物のはく製が置いてあったりもしたで。
いろんな動物がいて楽しかったけど……。
トラとか、ワニとか、コワ〜イ動物もいたで。
イリエワニはんは、一緒に撮影させてもろたんけど、まろー見える? おっきいなぁ!
口開けられたら、まろーひとたまりもないわなぁ……。
新しくなった「ゾウの森」のゾウはんたち。
4頭の子ゾウはんたちが、ラオスから京都に来はってんって。
春美はん、夏美はん、秋都はん、冬美はんってお名前ついてんのやって。
先輩ゾウの美都はんから、1字ずつ名前もろてるらしいわ。なるほど。
1頭ずつの特徴なんかも書いてあったよ。
じーーーーーーっと見てたら見分けがつくかもな。じーーーーーーっ………。
ペンギンはんは飛ばへんけど鳥。
クジャクはんはあんまり飛ばへんらしいけど、ときどき飛ぶ鳥。
コウモリはんは、飛ばはるけど鳥じゃのうて哺乳類。
なんやって。
そうそう、動物園も出てくる本があるんやで。
『親鸞 (下)』(五木寛之)には、法勝寺の八角九重の塔が出てくるんねんて。
八角九重の塔というのが、今の動物園の場所にあったんやって。
親鸞はんが動物園に行った話とかちゃうからな。
キリンはんの近くが出てくるのは『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(七月隆文)って本やで。
そうそう、この本な、なんと「第3回京都本大賞」を獲得したんやで。
キリンはんもうれしそう?
ナイショやけど、まろー、この本のタイトルがなかなか覚えられへんねん……。こんなんではりっぱな司書になれへんなぁ。
岡崎が出てくる本はまだまだほかにもいっぱいあるで。
もちろん、京都が出てくる本もな。
たまにはこういうおさんぽも楽しいなぁ。また連れてってな〜。