お知らせ

はじめての没年調査ソン

2016.09.06

こんにちは、まろーやで。

9月3日にししょまろはん主催で「没年調査ソン in 京都 vol.1」 を開催したんやで。
国立国会図書館のデジタルコレクションは便利やけど、著作者の没年がわからへんと著作権の保護期間内かどうかわからへんから公開が制限されてたりするんやって。
そこで、ししょまろはんは、図書館の資料やデータベースを使ってみんなで黙々と京都に関係する著作者の没年を調べる「没年調査ソン」を開催してみよう!ってなったんや。
ちなみに、「没年調査ソン」っていうのは、今回のためにつくった造語やで。

没年調査ソン1

まろーも受付をお手伝い

参加してくれはった人は、ししょまろはんのメンバーや講師さんも合わせて12人(葉っぱは数えてへんよ)。
遠くは東京から参加してくれはった人もいはってんて!
図書館関係者だけやのうて、いろんな立場の人が集まってくれはってん。

今回は国立国会図書館の佐藤久美子はんを講師にお迎えしました。

講師さんのお話

講師さんのお話を聞くよ

国立国会図書館のデジタルコレクションとはどういうものか、どういう風に没年調査をしてるか。
あるいは、どういう資料やツールが使えるか、とかこういうところが難しい、とか。
著作権の保護期間が過ぎててパブリック・ドメインになった資料は、いろんなものに使えて“可能性”が広がるよ。
……とかのお話をしてもらってん。

れはっちはんの心の叫び

れはっちはんの心の叫び

みんなでがんばって、少しでもみつけような! おー!!

ということで、調査開始!

調査する皆さんと応援するまろー

調査する皆さんと応援するまろー

準備された資料

準備された資料

最初は「どうやって調査しよう…」ってみんなとまどいながらやったけど、だんだんそれぞれに合った方法で調査を進めていったみたい。
あらかじめ用意されていた資料を使うこともあれば、検索して「これに載っているかも」という資料を探しに行って使うことも。
北山の総合資料館の人にも待機してもろうて、電話で「この資料に載ってませんか?」いうて確認してもらったりもしたんやで。助かったわぁ〜。

黙々と調査してたら、そのうち「見つかりました!」の声が。

1stソン!

初ソン!

どんどん判明!

続々と判明!

みんなから拍手と「ナイスソン!」(?)のかけ声も。
判明したら模造紙に著作者の名前と没年(月日)、確認した資料などを書き込んで、判明おめでとうのししょまろはんシールをペタリ。
生年だけがわかったのは、半人前のまろーのシールをペタリ。
少ししたら、みんな慣れてきたのかちょっとずつ判明する人が増えてきて、用意していたシールが足りないくらいになってん。
みんな、すっごい集中力やったわ。

そして、あっという間に調査時間終了。

みんな、ナイスソン!

みんな、ナイスソン!

最終的には16人の人の没年が判明して、そのうち2人は著作権の保護期間満了。生年だけわかったのは2人。
たくさん見つけられた人もいれば、全く見つけられへんかった人も。
でも、難しさといっしょに楽しさもあったんちゃうかな、とまろーは思うで。

まとめの時間

まとめの時間

始める前は、1人も判明しなかったらどうしよう……ってメンバーで話してたんやけど、予想以上の成果になって、まろーたちも嬉しいわ。
みんなががんばってくれはったからやと思うで。
反省点もあったけど、そこはまた次回に活かせたらええかな。
次回またいつか開催できたらええなぁ。
その時はまた、よろしゅうお願いします。

 

当日のTwitterや、没年調査ソン開催に対する反応をtogetterにまとめたで。
ししょまろはん、はじめての没年調査ソン